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ステップリズムウォーク


4.2 ( 9392 ratings )
Sport
Developer: yuu tazaki
3.99 USD

ステップリズムウォークのアプリケーション

① 年齢、身長、体重と安静時心拍数を入力します。
  アドバイス:安静時心拍数(脈拍)とは、身体の活動を休めているときの最低の心拍数です。朝起床後に椅子座り安静にして測定する測定は、図のように心臓の高で脈拍数を15秒で何拍か測り、4倍した値です。

② 運動強度の設定入力は、30~60%の強度設定です。
  アドバイス:運動強度は、運動の目的によって定められます。
50%=過度な心肺機能への負荷とならず脂肪燃焼や血糖コントロールの至適強度
30%=著しい体力低下からの回復を目指して行う至適強度
40%=運動導入や慢性的な運動不からの脱却を目指して行う至適強度
60%=運動習慣が身につき筋力や体力の市ステップアップを目指して行う至適強度
※ 疾病の改善目的で行う場合には、かかりつけ医などからのアドバイスも参考にするとよいでしょう

③ 運動時の目標心拍数の表示。
  アドバイス:各運動強度に適応した運動時の目標心拍数の範囲が表示されます。

④ ステップリズムの表示。
アドバイス:各運動強度に適応した1分間あたりの歩数としてステップリズムが表示されます。
ステップリズ 100~110歩/分は、歩幅と腕振り(肘伸ばし)を大きくし「ゆったり歩行」
ステップリズ 110~120歩/分は、歩幅を大きく腕振り(少し肘曲げ)で「しっかり歩行」
ステップリズ 120~130歩/分は、ステップと腕振りのリードで「力強く歩く」
ステップリズ が134歩/分を超えると軽めのジョギング(走行)となります。

⑤ 運動強度レベルMetsの表示。
アドバイス:運動強度は、Mets(メッツ)という単位で表されます。1Metsは椅子に座っている状態立てばその1.5倍の1.5Mets、室内をゆっくり歩くと2.0Mets,階段上りは5.0Mets程度などです。ステップリズムでは3.0~4.5Metsの範囲となります。

⑥ 運動時間と運動消費カロリーの表示。
  アドバイス:スタートから停止までステップリズムウォークの時間表示と消費カロリーを表示します。クリアーを押すまでは、再度スタートから停止までをプラスして表示します。

医学的側面からの運動
医学的側面から米国では、身体活動と共に計画された積極的な運動への取り組みが
最適な健康を促進し、多くの病状の予防と治療に不可欠であるとExercise is Medicine
「運動は薬」というコンセプトを提唱しています。
その計画された運動には、いろいろな種類があります。その中でウォーキング、ジョギ
ング、水泳、サイクリングなどの全身運動を有酸素運動といい、運動の3要素(量・強さ
・頻度)を適度に組み合わせて行うことで、医学的側面からの有用性が示されています。

有酸素運動の代表はウォーキング
ウォーキングは、いつでも、どこでも、だれにでも、身近に取り組める有酸素運動です。また、他の有酸素運動と比較して運動の3要素のうち運動の強さ(強度)を的確に定める
ことができる運動です。ジョギングはジャンプする動きが含まれ心臓の高さも上下し負荷が高まります。一方、ウォーキングは心臓の高さがほぼ一定で負荷も安定して行えます。
そのため個々の体力に適した「ちょうどよいレベルでの運動」、すなわち「至適運動強度」 (OEI:Optimal Exercise Intensity)での効果的な実践が可能となるのです。

運動に欠かせない至適運動強度
至適(してき)とは「最も適した条件」です。運動の効果は実践した後に見につくものです。
長い時間行ったから沢山の効果が得られるとは限らず、過剰な疲労がむしろ運動の害に
つながることもあり、運動の継続への障壁にもなり、場合によっては太りやすい身体へとも導いてしまうこともあります。そこで欠かせないのが短時間でも効果的な至適運動強度
での取組みなのです。運動強度は運動で心拍数(脈拍)がどの位高まっているのかです。
一般的に運動をしていない安静時は70±10拍/分で、ウォーキングならプラス30~50拍/分が至適運動強度の目安となります。

至適運動強度をステップリズム
有酸素運動を生活習慣病の予防や改善および治療の1つとして指導する運動療法では、
運動強度を設定する際に心肺運動負荷テストを行う場合もあります。また簡易方法には
年齢と安静時心拍数から運動強度を設定して行う心拍処方のKarvonen法があります。
いずれかの方法を用いても具体的に示されるのは、運動中における目標心拍数と自覚
的運動強度とされる主観的な運動の強さ(Borg指数)です。
   例えば、120拍/分になる運動強度が必要とされた場合
心拍数(脈拍)を測れる運動機器や脈拍計があれば計測は可能ですが、無い場合は Borg指数なら「やや楽である~ややきつい」
を目指しましょうとなります。
しかし、脈拍計有無に関わらず、ウォーキングをどのように行えば
主観的な運動の強さになるのか具体的な目安がないと分からないことも運動実践への障壁です。

そこで、一定の心拍数で行えるウォーキングの特性を活かして強度の設定を行う。
すなわち、心臓の働きは筋肉のリズミカルな動きと同期(synchronize)する現象を基にしたのがステップリズムです。